守・破・離
能や歌舞伎などの稽古事で、物事を学んでいく、そして芸術表現をしていくための成長のステップとして「守・破・離」という言葉があります。
説明すると
守:先生の教えを忠実に学び、基礎をつくる
破:先生の教えから発展し、自分独自の試み・発展をする
離:これまでの教えから離れ、新たな高みを構築する
-こういうステップで成長していきましょう、というコンセプトのようです。
何事をするにも基礎は大事、そしてオリジナリティも大事。
非常に的を射たコンセプトだと思います。
しかし仕事の現場などではこれが結構うまくいかないケースもあるように思います。
たとえば、最初は成長への意欲があり、「守→破→離」のステップを踏んでいこうと思っていたとしても、業界の慣習に染まってしまったり、歳を取ったり、といった理由で現状に安住してしまう。知らず知らずのうちに一生「守」のままにとどまってしまうといったことが結構あるんじゃないかなと思います。
一方、基礎も型もなりふり構わず「これが私のやり方です」とふんぞり返るのも、これはこれで首をかしげるところもありますが。
「守・破・離」を実践するポイントは、それぞれの段階への"ペース配分"、これが大事なんではないかな、と(当たり前な結論ですが・・)思います。
右往左往していたり、ひとつところにとどまり続けるには、人生はあまりに短い。先人の知恵は忘れずにいつつ、常に前進していきたいものです。(新舘)
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投稿者 shindate : 2006年06月08日 00:10
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