屋外メディアの未来 最終回(2008年12月)
前回、デジサイ(デジタルサイネージ)の未来を握るのはコンテンツであると予測した。では、どんなコンテンツが必要なのか?
デジサイの特徴として「時間帯や曜日、場所と関連した通行者特性に合わせてコンテンツが配信できます」と良く言われる。まったく、それができればすばらしい。ただ、そこまできめの細かいコンテンツを企画制作するためには、徹底的にきめの細かい消費者ターゲッティングや、ロケーションの調査・分析、効果測定、継続的改善といった、徹底的な労力がかかる。技術的にできることと、予算的にできることの大きな開きに行き詰まり、途方に暮れてしまってはいないか。
だが、技術に縛られることはない。本質は、「気が利いていて、刺さる、役立つ」コンテンツであればいい。時計台だって、「日付や時間に連動している」でしょう?広告の登場人物の属性や服装が変わるだけでもいい。これからそんな、ささやかな工夫が積み重なって、屋外メディアは街と、人と対話するメディアに成長していくだろう。
「屋外メディアの未来」はこれでおしまい。来年からは「小売店の未来」連載予定です。お楽しみに。
投稿者 shindate : 2009年06月14日 18:13
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